著書『レイキハーモニーⅠ 2度のがんを超えて』
著書『レイキハーモニーⅡ 母と猫の看取りを通して』
わたしのがん体験と、看取りの体験をそれぞれの形にしました。
2010年に出した本が2度の再販を経て、長らく絶版となっていました。
2023年に電子書籍『レイキメンタル』を上梓されたレイキ仲間の丸野博和さんが声をかけてくださって、「理絵さんも出しませんか?『レイキの光と共に~2度のがんを超えて』はとても大切なメッセージなので、これはもっと読まれるべきです。お手伝いします。」と言って下さいました。
1冊目の『レイキの光と共に』を出版していただいた元就出版さんに相談したところ、「こちらでは電子書籍などで出すことは難しいけれど、大切なメッセージですから、良いようにしてください。ただ題名が同じだとこちらに問い合わせが来てしまうので、本の題名の変更だけお願いします」とお返事をいただきました。
『レイキの光と共に』の付属音楽CDのタイトルである『レイキハーモニー』を本の題名として、体験についてはほとんど手を入れず、後半部分を大幅に書き換えました。
同時に、母が他界したこともあり、「看取りとレイキ」「生き方としてのレイキ」というテーマで書き始めた『レイキハーモニーⅡ~母と猫の看取りを通して~生き方としてのレイキ』もまた上梓することになりました。
レイキ生き方であり、人生を通してするものであると思います。
子育てや病や人間関係などの悩み、介護や看取り、そして自分自身の人生の最期の時まで、レイキが共にあることで、その人生は豊かなものになります。
クリスタルの中に虹を見ることがあります。クリスタルは、傷が入っているところが、時間が経ち変化して、光を受けることで虹になります。
心や身体の傷もまた光を受けて虹になるのかもしれません。
傷の分だけ虹を輝かせる可能性があります。
人生に無駄なことはなく、それを生かすことができたら、そのひとつひとつが大いなるギフトだと感じられます。
レイキの光に愛と感謝を込めて。
上杉理絵
〔本書を推薦します〕
理絵さんはすべてを包み込むような優しいエネルギーを持った女性である。
その優しさは、死に直面し、そこから気づきを得て生還した強靭さに裏打ちされている。
レイキの本は多いが、解説書でもなく、PRのための体験談でもなく、
ましてレイキで欲しいものを手に入れようという類の本ではない。
著者の体験を通して素晴らしい生き方を提案する、読む人に力を与える好著だと思う。
レイキの光と共に歩む人が増えることを願っている。
現代霊気ヒーリング協会 代表 土居 裕
・レイキハーモニー再販に寄せて
理絵さんとの出会いは、2007年に東京で行われたレイキの勉強会に遡ります。
当時レイキを学び終えたとほぼ同時に鹿児島でのレイキ普及を始めた私は、近くに仲間がおらず分からないことも多くて困っていました。偶然、隣に座っていた理絵さんに、ここぞとばかりに質問したことが縁で親しくなり、今でもお世話になっています。理絵さんは深く物事を考える哲学的な面を持ち、また深い愛情や優しさで毎回親身になってサポートしてくれました。
その後の2010年、理絵さんは本書のベースになる『レイキの光と共に~2度のがんを超えて』を出版し多くの方に影響を与えました。体験者でないと分からない苦しみがあると思います。
以前、がんで悩む人をサポートすることを目的に、多くのがん克服者にインタビューを重ねてきた方の記事の中に、「克服した人の共通点は、手段やきっかけは様々だが、がんを通して生き方や在り方が変わったことだった。」とありました。がんで悩んでいた私の知人も、この本から大切なことを学ばせてもらったと話しており、今後もきっと理絵さんの体験が、多くの人の勇気や気付きのサポートになると信じています。
当たり前に思えることを私たちは日常で忘れがちです。気付きを得て、自分を大切にする、自他へ感謝することの大切さを本書から感じてくださると嬉しく思います。
(「レイキハーモニー再販に寄せて」より NPP法人 現代レイキの会 会長 丸野 博和(鹿児島県在住、現代レイキマスター)
著書『レイキの光と共に』
◇レイキの光共に~2度のがんを超えて
2000年に出版した1冊目の著書になります。
現在は絶版となっています。
Amazonなどで中古で購入できますが、音楽CDはついていないものが多いようです
*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*
「本を出せば良いのに」という友達から言葉は何度かありました。
そのたびに「別に書くことないし」とか「レイキは土居先生の本があるし、
私よりももっとふさわしい人がいる」とほとんど考えたことはありませんでした。
2009年12月に、がん患者さんとその家族へのサポートネットワークへの参加をする中で「ガンだった方が元気になっているというのは、がん患者にとって希望の光です。」という言葉があり、ガンで苦しい思いをしている人とそのご家族のために何か・・・何か・・・ と思っていた答えが、本なのかもしれない。と思いました。
ガンの経験と、その後レイキを始めたことで元気になったというところから書くということが浮かんで、それがどんどん広がっていきました。書いてみようかな。と、今までブログなどに書いていたものに手を入れてみました。
ざっと、あらすじのようなものを書いて、書きたいことを目次として書き留めておく。
そんな作業が楽しかったです。 (あとがきより)
こんなふうにして始まった、私の本の出版。
書いてみて、そして読み返す作業の中で、何度読んでも涙が溢れてくる箇所が、いくつかありました。
そのときに、「あ~私は大変だったんだ」と感じました。
書くことを通して大きな解放がありました。
本を出したことは、素晴らしいセラピーを受けたような感じです。
よく、夢の印税生活なんて言われますが、それは大ベストセラーになった場合です。
しかも、私の場合は印税はCDをつけてることで相殺しているので、ものすごく売れても私の収入にはなりません。
初版だけCDをつけるという提案もありましたが、CD「Reiki Harmony」は一心同体です*
そして、本についているCDの両面テープは1枚1枚私自身が貼り付けました。
CDが出来上がり、受け取ってみると、ウラの両面テープがものすごく小さかったのです。
ウラにできるだけ広幅の両面テープがあることが本にCDをつける条件にもなっていた。。。
しかも、両面テープの粘着力の悪いこと。
仕方ないので、1000枚のCDのウラに両面テープを手で貼る作業をしました。
普通の文具のではダメなので、広幅の大き目の両面テープを買ってきて。
粘着力が悪くなると困るので、前もって切っておくこともできないので、1枚を切って上に貼り、また切って下に貼る。
1000枚のCD・・・・
仕事の合間を見て、頑張りました。
ものすごく大変でした
だからこそ、1枚1枚、手を触れることが出来るのは感謝*と思いながらやりました。
1枚1枚のCDに触れて、出来上がったものに箱ごとレイキもして、 そんな風に、思いが入れられるって幸せなことです。
本の後ろのCD見て「あ~理絵サンが貼ったんだな」って思ってもらえたら嬉しいです。
私の思いは
「レイキをたくさんの人に知ってもらいたい」
それだけです。
とくに、ガンやガンの家族の方、ご病気をされている方、看護、介護をされている方に、レイキを知ってもらえたら嬉しいです。
私は、ガンをレイキで治したわけではないですが、治療が終わってすぐにレイキを受けました。
みるみる元気になりました。
精神的にも安定して、大いなるものと自分が繋がっている安心感が得られました。
レイキを伝えていく中で、輝いていく方を拝見するたびに、もっともっとレイキを知ってもらいたい!
どうしたら、レイキをたくさんの人に知ってもらえるだろう・・・
その結果が、本の出版でした。
本によって、たくさんの人にレイキを知ってもらえるなら、こんなに嬉しいことはありません。
自分にお金が入らないとなると、「買ってね!」なんて言えてしまうのも楽です♪
とてもスッキリしています。
本は全国の書店で買うことが出来ますが、レイキが知られていないので、なかなか置いてもらえなかったりします。
予約や取り寄せをして頂くことで、本屋さんに今後も置いてもらえることがあります。
そうすると、人目につきやすくなって、知らない人にも手にとってもらえるかもしれません。
買ってもらえなくても、「レイキ」という言葉を知ってもらえるだけで嬉しいです。
印税が入らない分、みなさまからの感想が私の宝物になっています。
感想をメールなどで頂けたら幸いです*
素敵なヒーリングミュージックを作ってくださった風音さん、本に寄稿してくださったレイキハーモニーの仲間たち、推薦文を書いてくださった、土居先生、レイキを通してご縁を頂いた方々、たくさんの相談に乗ってくださった、元就出版の浜社長さん、本の出版に携わってくださった、沢山の方々、本を読んでくださった方々、このページを読んで下さった方々・・・・
心からの愛と感謝をこめて。
レイキの光と共に☆*:・°
Prema理絵